訪問看護に興味のある看護師さん!
「訪問看護ってある程度病院の経験年数がないとダメなんでしょ?」「自分でもできるの?」と思うかもしれません。実際どうなのか、お伝えします!
Contents
訪問看護は病院勤務経験がないとできない?
エージェントの採用条件
エージェントでは訪問看護の採用条件は「病院勤務年数3年以上」「病院勤務年数5年以上」と記載のある訪問看護ステーションもありました。(すべての訪問看護ステーションの採用条件ではないです。)
なぜ病院勤務年数が採用条件にあるのか
訪問看護って大変?辛い?でもお話ししましたたが、訪問は1人でするため正常・異常のアセスメント、判断能力が必要です。病院勤務年数があれば、この能力があるとみなされることが多いです。
また、基本的な看護手順の応用になるため、基本的な看護手順は病棟勤務年数があればできるだろうとみなされることが多いです。
訪問看護のアセスメント、判断能力
アセスメント、判断能力ですが、病院と訪問では正常・異常の判断が違うところもあるなーと日々感じます…。
病院では小児、成人、高齢者の一般的な正常・異常にそっていたり、その病棟のアセスメント、判断能力にそっていることがあります。
訪問看護では一般的な正常・異常も大切ですが、利用者さんはいつもと比較してどうか、利用者さんの訴えはどうかへの比重が大きい気がします。
訪問看護ステーションの教育体制による
Q:病院経験年数がなくても訪問看護ステーションで働けるのか?
A:それは訪問看護ステーションの教育体制によります
新卒の看護師さんでも教育できるような体制(人員が潤っている、教育のプランがある)があれば可能です。「看護師免許」があれば働けるので「新卒だから働けない」という法的なきまりはありません。
即戦力を求める=新人さんの教育はできません
エージェントで「病院勤務年数○年以上」と採用条件がある訪問看護ステーションは、即戦力をほしがっています。裏を返せば「新人さんの教育はできませんよ、病院である程度知識・技術を身に着けてきてくださいね」ということです。
お金・時間がかかるから
「新人の教育ができないなんてひどい…」と思うかもしれませんが、スタッフを1人雇うということはお金・時間がかかります。
病院で勤務しているとお金・時間についてあまり考えないですが、お金・時間は「売り上げ」に直結します。「売り上げ」がないと赤字となり、赤字が続けば訪問看護ステーションはつぶれます。
病院はよっぽどのことがないとつぶれないですし、看護師を確保したいのでお金・時間をかけて新人看護師を育てますよね。
経験年数そんなになくてもおっけ~!ってところも
上記と反対に、病院の経験年数を気にしないところもあります。
教育体制がととのっているのか、教育体制はととのっていないけど看護師がよっぽど足りないのか…。これは大きな差ですよね。前者だったら安心ですが、後者だとこわいです。ここはエージェントに確認しましょう!
人が好き!利用者さんをサポートしたい気持ち!
私は「人が好き(病気の人になりますよ)!」で「利用者さんをサポートしたい!」という気持ちがあれば訪問看護師はできると思っています。
経験年数があっても、バリバリの急性期で働いていた看護師が、「病気を管理できない」ことが嫌になり退職したケースがあります。訪問看護が働く場所として合う、合わないはあります。
訪問看護って病院ではなくて自宅が療養の場。
病院のように、病院のルールや病院のペースで患者さんを管理する場ではありません。
利用者さんに合わせて介入が必要です。
訪問看護に関わりのある人の話を聞く
訪問看護に興味をもったら、まずはこれです!訪問看護に関わりのある人の話を聞く!
みなさんの友人でも訪問看護師として働いている方がいるかもしれません。
日本は高齢社会であり、国の管理で高齢者をみることは難しく、「疾患を持ちながら生活する人を地域でみましょう」と方針をだしています。今より一層在宅へのニーズが高まってきます。訪問看護師が今以上に必要とされます。(地域包括ケアシステムの記事に詳細が書いてあります。)
ニーズは高まっていますが、転職活動をしているときは「訪問看護師って何をしているのか」情報が少ないと思いました。
訪問看護の情報が皆さんに届くよう、ブログで訪問看護ってこんなところだよ~と発信しています。
カテゴリーでは「訪問看護の魅力」「訪問看護で勤務」でお話ししています。ブログの記事以外でも、訪問看護で気になることをお問い合わせいただければ、お返事します。
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日勤・夜勤フルタイム勤務が大変、ツラい、辞めたい、働き方を変えたい、他の働き方ができれば…と考えている方へ。
私は労働だけではない収入を得られるようになったことで、マイペースに看護師ができ、楽に生きられるようになりました。
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