病棟看護師の夜勤はほんとーに辛かったです!!
ツラいし、疲れるし、しんどいし、寝る時間すくなすぎだし…。
ひどいときは低血糖になりました。
私が勤務していた病院は2交代制。
夜勤は本来なら16時~9時15分の勤務(17時間15分、うち仮眠時間1時間半)でしたが、前残業と後残業も当たり前でした。
15時に病棟で情報収集、終わりは10時過ぎまでやっていたので、合計19時間近く病棟にいました…。
比較的上のはスムーズな夜勤で、急変対応やインシデントもあると日勤看護師のお昼休憩前まで病棟にいる…なんてこともザラでした。
勤務時間の話をしているだけでも過酷、辛い、疲れる、しんどい、辞めたい…なんて言葉が出てきますよね。
私が勤務していた病棟の夜勤では40床の病床を半分に分け、それぞれ20人の患者さんを担当する看護師が2人、ナースコール対応といった担当看護師をフォローするフリー看護師が1人でした。
15時過ぎに病棟に着きカルテから約20人の患者さんの情報収集、スケジュールを確認し紙に書きます。
一通りできたら夜勤で投与する点滴のモノを確認。
16時半から日勤からの申し送りを聞いて、17時から患者さんの検温へ。
異常があれば先生に報告したり、薬を投与したり。
検温が終わったら患者さんの夕食準備です。1人で食べられない患者さんの食事セッティングや食事介助、与薬、歯磨き介助。他の患者さんへの与薬、ご飯をどのくらい食べたか確認。
その間トイレに1人で行けない患者さんの移動を手伝ったり、ナースコールの対応をしたり。必要な患者さんには吸引をして。点滴を投与して、終わったら外して。
2~3時間に1回は必ず寝たきりの患者さんのおむつ交換と体の向きを変えます。
21時の消灯前に患者さんひとりひとりの様子を看て「おやすみなさい~」と声をかけて消灯。消灯後に自分の夕食を休憩室で食べていました。
夕食を食べたらナースステーションで22時と0時からの点滴を準備。
患者さんが部屋にいるか・異常がないか確認しながら、点滴を投与、吸引、おむつ交換や体の向きをかえつつ、ナースコールの対応。
1時からやっと仮眠休憩です。
仮眠休憩は1時間半。
3人の看護して1時~2時半、2時半~4時、4時~5時半に分けて仮眠休憩をとります。
ここまでは特にトラブルの無い夜勤なのですが、急変の患者さんや病棟を徘徊する患者さん、不穏の患者さんがいるとさらにバタバタです。
自分のご飯休憩、仮眠休憩もろくにとれない日もありました。そんな日は歩くのもやっとなくらいでフラフラ、手も震えていました。コップもろくに持てません。一瞬脳血管の病気になった!?とこわかったのですが、低血糖でした。
忙しすぎて辛くて大変で泣きそうな夜勤の時、先輩看護師から「次の日は来るから、朝は来るから」と励まされたのを覚えています。
夜勤明けの朝日を見ると「やっと夜勤が終わる…」と思い、「あと少しの夜勤、もうひと踏ん張り」と鼓舞していました。
仮眠から朝までは患者さんの見回りや採血と点滴の準備、吸引、トイレの手伝い、おむつ交換や体の向きをかえつつ、ナースコールの対応。
そして怒涛の朝。
検温、採血、点滴投与と外し、朝ご飯の準備と片付け、与薬、歯磨き。その間もナースコールの対応やトイレのケアはしています。
8時半~日勤へ申し送り。やっと日勤の業務に切り替わります。
それから朝食後の薬がまだ確認できていなかったら確認に行きます。そしてカルテを書きます。
こんなにヘトヘトになってまで頑張っている夜勤ですが、夜勤手当は1回たった8,000円と少しでした。
少なすぎですよね。
仮眠休憩はありますが(わずか1時間半)ほぼオールです。失敗してはいけない、眠気もある中で集中しないといけないオール。とっても過酷です。
新人や2・3年目の頃は体力もあり仮眠をしたらある程度復活するのですが、年々夜勤をするのがしんどくなっていきました。仮眠をしても起きるのがやっと、朝は鉛のように体が重たいです。
それでもやらないといけないので、自分の体にムチ打って動くしかありません。
夜勤手当も少なく、体はズタボロ。当時はよく夜勤をやっていたなと思います。
もう夜勤はやりたくありません。たとえ夜勤手当がアップしたとしても自分をそこまで追いつめて夜勤をやりたいと思いません。
それほどに夜勤は苦しかったです。
現在は病棟看護師は退職し、訪問看護で昼のみの仕事をしています。
夜眠って朝起きる、人間らしい生活をして幸せに過ごしています。
夜勤って正直言うととっても辛いし疲れるじゃないですか。寝る時間なんて少なすぎです。ストレスかかりまくりです。
夜勤の無い生活をするだけで心身健康になったし、時間にもゆとりが持てるようになりました。
そして時間にゆとりが持てたので副業を始め、現在は訪問看護週3日パート勤務+副業で生活をしています。
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日勤・夜勤フルタイム勤務が大変、ツラい、辞めたい、働き方を変えたい、他の働き方ができれば…と考えている方へ。
私は労働だけではない収入を得られるようになったことで、マイペースに看護師ができ、楽に生きられるようになりました。
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