訪問看護って大変?つらい?
訪問看護ってイメージいかがでしょうか?
訪問看護の求人には「病院経験年数3年以上」「病院経験年数5年以上」と書かれていることもあります。これをみると、看護師としての経験年数がないとできない、大変なのかなと思いますよね。
実際働いて大変だと感じたことをお話ししたいと思います。
利用者さん、家族が中心となる
病院だと医師の指示に基づき看護師が業務を行う、患者さんは受け身の立場になります。患者さんは病院の規則にのっとって入院生活をしています。
一方、在宅は利用者さんや家族が中心となり、周りがサポートする形となります。生活している場に私たちが入ることになります。利用者さんや家族の生活スタイル、希望にそうことが優先となります。
自宅環境に合わせた看護介入が必要
病院によるかもしれませんが、病棟で勤務していた新人の頃は、看護手順のチェックリストがありました。1人で看護が実践できるように、看護手順にのっとったチェックリストがありました。先輩にチェックリストをみて合格か、不足しているところがあるか確認してもらいました。合格した看護手順から、業務が1人でできるようになるんですよね。これは設備が整った病院だからこそ看護手順にのっとることができます。
利用者さんの家は病院とは異なるので、病院のような物品の準備はできません。病院で実践してきた看護の応用となります。自宅にある物品を駆使したり、利用者さんのできる範囲で準備していただいたりして実践ができます。正しい看護手順のベースが必要となります。
家に1人で訪問する
病棟や外来、クリニックだと看護師やその他のスタッフもおり、何かあればすぐに相談ができます。スタッフ全体ですぐに共有、対応ができます。在宅は基本的に1人で訪問のため、何かあった際は自身でアセスメント・判断しなければなりません。
1人でアセスメント・判断するためには正常・異常が分からないとできません。病院などの勤務年数=1人でのアセスメント・判断能力があるとみなされることが多いです。
利用者さん、家族との相性
先日営業についてお話ししましたが、利用者さん、家族も同じです。まずは関係性を築くために好かれること!
上でもお話ししましたが、訪問看護は生活の場に入ることになります。いつも生活している場に訪問スタッフが週1、2回定期的に訪問しますが、感じの悪い人や信頼できなさそうな人には入ってほしくないですよね。良い印象をもたれることで関係性が築け、良い看護につながります。
天候の影響
これは主に自転車移動の訪問看護ステーションとなります。雨でも風でも関係なく訪問します。雨の日はテンションが下がります。さすがに台風や雪の場合は事故につながる危険があるため、バスや電車、徒歩になりますが、1年でも1回あるかなーくらいです。
まとめ
いかがだったでしょうか?病院も在宅も対患者さん、対利用者さん、病気を抱えながら療養している方と関わることは同じです。根本は変わりませんが、利用者さんがその人らしく生活できるようサポートする立場、利用者さんが生活している場に入ることが大きな違いかなと思います。
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日勤・夜勤フルタイム勤務が大変、ツラい、辞めたい、働き方を変えたい、他の働き方ができれば…と考えている方へ。
私は労働だけではない収入を得られるようになったことで、マイペースに看護師ができ、楽に生きられるようになりました。
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