訪問看護で勤務

ナース服、白衣はホワイトからカラー豊富なスクラブへ!なぜ?由来は?

ナース服って何色のイメージがありますか?

TVドラマの看護師はホワイトの白衣を着ていることが多いかと思います。その印象もあり、ナース服=ホワイトのイメージが強いですね。

しかし、現場は変わってきています!カラー豊富!

訪問看護ではホワイトを取り扱っているところは見たことがありません…。

白衣とは?

「白衣っていうから白でしょ?」と思うかもしれませんが、違います。医療機関で着る制服を総称して白衣と言います。カラーの制服を着ていたら、カラーの白衣と言います。(ややこしい…)以前は医師や看護師は「ホワイトの白衣」を着用しているのが当たり前でした。その名残で制服は総称して「白衣」といいます。

なぜホワイトからカラーへ

緊張させない色

患者さんから「白い白衣を見ると緊張する」「血圧があがる」と言われることがあります。小児の場合は「注射される、こわい」という恐怖感がでることも。白い白衣は緊張させる、圧迫感を感じさせるといったマイナスなイメージもあります。患者さんが落ち着くことができるよう、カラーを取り入れることが多くなってきました。

TVドラマの影響

医療系のドラマで医師がカラーの白衣をきていることが多いですね。看護師にもカラーの白衣をという流行もあります。

スクラブ

スクラブという白衣。「スクラブ=洗う」という意味がありますが、その名の通り「ごしごし洗っても大丈夫」なほど生地は頑丈で痛みづらい、ポリエステルでできています。医療現場では様々な汚れがつくので、しっかり洗えるのは嬉しいですね。形状記憶もされるので、洗った後アイロンを使用しなくても型くずれすることはありません。速乾性があるので、汗をかいた後、洗濯をした後も乾きやすいです。Vネックのラインのため首元は締め付けず、すっきりしています。

女性にオススメのスクラブ

スクラブはミズノ、アシックス、ワコールなど、様々なブランドが販売しています。いくつかのメーカーのスクラブを着用したことがありますが、女性はワコールがオススメです!

スクラブってストレートでくびれのない形が多いです。大きめのデザインで動きやすいという意見もありますが、フィット感が無く作業のジャマになることがあります。そして大きめのデザインだと袖口が気になります…。脇がみえる…。

しかし、このワコールのスクラブは、ボディラインをすっきりみせ、ヒップまで隠れる少し長めの丈でスタイルが良くみえます。ワコールのスクラブは袖口の下側がゴムになっているので、開きすぎを予防できます。

ケーシー

ケーシー白衣は首元がタートルネックのようになっている、丈の短い半袖の白衣になります。名前の由来は1960年代に放送されていたアメリカのドラマ「ベン・ケーシー」からきています。デザインとしては昔の床屋さんがきていた白衣になります。
実は中世までは医師ではなく床屋が外科手術を行っており、その名残で着用されていました。

男性看護師やリハビリの方が着用することが多いです。整骨院や鍼灸院でも使用されているスタイルです。スッキリとした見た目で動きやすいように作られています。動きに制限がないゆったりしたデザインです。

スクラブと違い首元まで隠れているデザインも多く、インナーを選ばず着られるのが嬉しいという声もあります。

スクラブほどではありませんが、ケーシーもカラーのラインナップが増えてきました。

訪問看護はホワイトの白衣はない

訪問看護は自宅に訪問して看護をします。生活の場に入ること、人によっては医療者が嫌いなことも…。その人の生活スペースに違和感なく入れるように、ホワイトではなく、カラーの白衣を使用しています。

アロハシャツや、ポロシャツが制服のところもあります!

着用するスタッフのモチベーションも上がる

デザインやカラーも豊富になってきた白衣。スタッフも好きなデザイン、カラーを着用できると嬉しいですよね。

毎日の気分に合わせてスクラブのカラーを選んでいます!

\記事を書いたはるかのプロフィールはこちら/

ABOUT ME
はるか
訪問看護パートで週3日+副業で生活しているナース。 看護学生卒業後は三次救急の病院に就職。 フルタイムで働き心身共に疲弊する生活に疑問を抱きながら 「家族のために、患者さんのために、職場のために」 と思い日々頑張っていました。 「幸せってなんだろう。自分のために生きたい。」 と思い、働き方をガラッと変え副業を始めました。 私は今、生活にも時間にもゆとりがあり、毎日幸せを実感しながら日々過ごしています。 パート+副業の経緯や私がどんな生活をしているのか、詳しいプロフィールはURLをクリックすると見ることができます☆
フルタイム労働がツラい方へ


日勤・夜勤フルタイム勤務が大変、ツラい、辞めたい、働き方を変えたい、他の働き方ができれば…と考えている方へ。
私は労働だけではない収入を得られるようになったことで、マイペースに看護師ができ、楽に生きられるようになりました。
ボタンをクリックすると、ツライ思いをして働いていた過去から楽になった現在までのエピソードを載せているので、興味があればご覧ください。

フルタイム労働がツラい方へ