つらかった病棟での勤務でしたが、嬉しかったこともあります。
治療は何回かのクールに分けてされます。
1クールは3週間~1ヶ月ほど入院となり、患者さんは1クール終わったら退院、2クール目の前に入院をしていました。
入院の度に関わるので、まるでお店の常連客のような顔なじみになります。
退院、入院の際に私の顔を見て「またよろしくね!」と声をかけてくれると、患者さんに頼られているんだ、認められているんだと思い嬉しくなりました。
年があまり変わらない患者さんがいました。
年の割には痛みがあまり我慢できない患者さんで、少しでも痛みを伴う検査の時は絶対麻酔で眠らしてほしい!という患者さんでした。
麻酔で眠るリスクよりも、それ以上に痛みがあるのが絶対嫌という患者さんでした。
入院当初は「大変だ…」と思っていました。
採血も一苦労です。
何度も入退院、治療を繰り返し、苦しい時間も多くありました。
他愛もない会話もして、つらい時は背中をさすって、痛い処置のときは手を握って。
ひととおり治療を終え、治療で入院することなく外来のみの診察になりました。
外来受診の際に病棟に寄ってくれたのですが、看護師一人ひとりに手作りのクッキーとメッセージカードのプレゼントをいただきました。
メッセージカードには「いつも優しい笑顔をありがとうございました」と書いてありました。
涙がこみ上げてきました。とても嬉しかったです。
改めて感謝の気持ちを伝えられ「看護師をやってて良かった」とやりがいを感じました。
私は人と関わるとき笑顔を大切にしているのですが、忙しい時やストレスが強い時は笑顔を忘れがちです。
そしてきつく当たってしまうこともあります。
その中でも、患者さんと笑顔で関われていたんだ、良かったと思いほっとしました。
仕事をしていてつらい時もありますが、「ありがとう」という感謝の気持ちが嬉しく、また頑張ろうという気持ちにさせてくれました。
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日勤・夜勤フルタイム勤務が大変、ツラい、辞めたい、働き方を変えたい、他の働き方ができれば…と考えている方へ。
私は労働だけではない収入を得られるようになったことで、マイペースに看護師ができ、楽に生きられるようになりました。
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