健康

高齢者は熱中症の自覚がないリアル

昨夕から今日にかけてジメジメと湿気も多く、気温も高くなりました。

本日の訪問では「昨日からめまいがする」「頭がおかしい」「なんかだるい」という利用者さんが多くいました。バイタルサイン測定し、疾患を考えていろんなリスクを考え、ふるいにかけるようにリスクを除外していくのですが…

それ、おそらく熱中症です!!

湿気が多い日、気温が急に高くなった日は、多くの利用者さんから聞かれる言葉。

しかし、「熱中症ですかね」と話しても「そんなことはない」と言われる方がほとんど。

認めない方が多い。

熱中症について具体的に知りたい方は過去の記事「熱中症って?」をご覧ください!

 

熱中症と自覚がないからこわい!

原因(1)室温が高い

訪問すると部屋の室温は高く暑いことも。しかし「暑い」という自覚がありません。体内は暑いとサインをだしていますが、自覚がないのです。

室温調整しようとクーラーや扇風機をつけようとしますが、「クーラーの風が嫌い」「扇風機の風が嫌い」と言われることが多いです。

 

対策(1)体に直接風が当たらないようにする

部屋の構造にもよりますが、部屋が2部屋ある場合は、間のドアを開放。普段過ごさない部屋のクーラーのスイッチを入れたり、扇風機をまわします。

冷気は下にたまります。クーラーの風向きは下向きだと効率よく室温を下げられます。扇風機は低めの高さで回すと良いです。

それでも体に風が当たって嫌だという方は、家具類の配置変更を検討をします。

 

原因(2)飲水量が少ない

暑いと自覚できず、喉が渇きづらく、こんなに暑かった日でもいつもと飲水量が変わりません。

今日は暑かった!スポーツドリンクごくごく飲みました!でも高齢者は暑い、喉が渇くと自覚がないから飲めない。

対策(2)飲水量の目安をつくる

毎日ペットボトル500ml2本は飲む、暑い日は3本飲むと具体的な量を提案すると分かりやすいです。自覚がないのにたくさん水分を摂ることは難しいこともあるので、ご家族の協力、様々なサービス介入者で連携しています。

疾患によっては飲水量の制限があるので、主治医に確認しましょう。

 

原因(3)水やお茶に頼っている

水やお茶では汗で失われたミネラルの補給はできません。お茶はほとんどカフェインが入っており利尿作用があるので、水分が外にどんどんでます。汗かいたらお茶では逆効果です。

対策(3)スポーツドリンクを飲む

家族やヘルパーさんに購入をお願いします。1日1本はスポーツドリンクを飲みましょう!と提案します。

しかしスポーツドリンクは「甘い」「好きじゃない」と高齢者に不人気。今は多くの風味があることをお話。味が薄めのミネラルウォーターをお勧めしています。

 

ご家族に高齢者がいたら気にかけてほしい

家族のちからって偉大です。

同居されている方も、離れて暮らしている方も。

上でお話しした対策について気にかけてほしいです。

同居されていない利用者さんのご家族が、利用者さんの家に大量にスポーツドリンクを届けてくださいました。

これだけでもご家族の命を守ることができます!

熱中症で救急車、亡くなったという悲しいニュースも毎年聞きます。

みなさんでご家族の命を守りましょう!

 

味が苦手な利用者さんでも飲めるスポーツドリンク

スポーツドリンクの味が嫌いという方に、お試しでいろんなタイプのスポーツドリンクを少量ずつ飲んでいただいています。

その中でもこれなら飲めるという意見が多かったのがこの3つ!

 

【Amazonブランド】Happy Belly スポーツドリンク

【サントリー】GREEN DAKARA

【大塚製薬】ポカリスエットイオンウォーター

 

甘さが強いのが苦手な印象です。さらっと飲めるミネラルウォーターがお勧めです。参考にしてください!

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ABOUT ME
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はるか
三次救急病院の病棟7年勤務、現役訪問看護師。看護学生を乗り越え、三次救急の病棟に就職。業務に追われてあっという間に7年経過。新たなステップアップのため訪問看護へ転職。はじめは戸惑いが多かったけど、楽しい日々をおくる。生と死に向き合ってきた今までを振り返り、 限りある命、人生、時間をどこに投資するか考えさせられる。「人生とは投資であり、投資とは人生である。」訪問のお仕事、看護について、健康など日々学んだことや投資を記事にしています。