訪問看護で勤務

訪問看護の業務内容 現役訪問看護師が紹介

訪問看護って具体的にどんなことをしているのかお話ししたいと思います!

訪問看護とは利用者さんの家にあがって看護をするお仕事です。

訪問看護の業務内容

体調確認

体温、血圧、脈拍、酸素飽和度、肺・胸の音、お腹の音を聞きます。

朝起きてから夜の睡眠、まる一日を通して活動に変化はないか、利用者さんやご家族に確認します。

・朝は起きれている?
・ご飯は食べれている?
・水分はとれている?トイレは行けている?
・尿や便は出ている?
・いつもの活動はできてる?(TVをみる、家事をする、デイサービスに通うなど)
・夜は眠れている?

利用者さんの病気に合わせて、観察することは異なります。

例えば心不全の方だったら…
上の項目に加えて脈や心音のリズム、動悸、むくみ、体重が増えていないか、飲水量、息切れ、咳、痰、疲れやすさなど。

機械的にはならないように、お話しながら体調を聞いています。

室温管理

暑い日なのにクーラーがついていない、寒い日なのに暖房がついていない、よくあります。

年を重ねると室温の変化を感じづらくなり、体調不良を訴えることが多くあります。

体調をくずさないよう、時期によって室温管理もします。

薬の管理

利用者さんによって薬の管理方法は様々です。

在宅での内服管理でいろいろお話ししています!

薬が飲めていない方には違うアプローチの方法を考えます。

身体をきれいにする

シャワー、入浴の介助、身体拭き

体の状態に合わせて身体をきれいにします。

その時に、皮膚の状態、乾燥、できもの、あざ、褥瘡(床ずれ)がないか確認します。身体の動きは前回と変わりがないか確認します。

褥瘡とは…
寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、傷ができてしまうことです。一般的に「床ずれ」ともいわれています。
引用:褥瘡について/日本褥瘡学会

褥瘡の処置

褥瘡がある方にします。褥瘡の大きさ、深さによって処置の方法が異なります。褥瘡の状態が変化したら、主治医に連絡をし、処置方法の変更を確認します。

手浴、足浴

シャワーや入浴ができない方でも、部分的にお湯につかれるようにしています。ベッド上で寝たままできます。桶をつかって、手や足を温めて洗います。

拭くより汚れが落ちやすく、冷えも改善します。

排便処置(摘便、座薬、浣腸、ストマ交換)

高齢者になると筋力が弱まり、自力で排便ができない方もいます。摘便、座薬、浣腸とその方に合わせて方法で排便を促します。

ストマがある方は、お湯で流す前(シャワーやシャワーできない方は部位の洗浄)に外し、洗浄してから付け直す介助をします。

ストマとは…
ストーマ(stomaストマともいう)は、手術などによって腹壁につくられた排泄口のことで、人工肛門などの消化器ストーマと、人工膀胱などの尿路ストーマがあります。ストーマは、腸や尿管を腹壁の外に引き出して管の内側を折り返してつくられ、その外見、形状は人によってさまざまです。
引用:大腸がん手術後のストーマケア/国立がん研究センター/がん情報サービス/一般の方へ

便の状態を確認し、日ごろの緩下剤の使用方法、食事内容などアドバイスします。

爪切り

手と足の爪切りをします。

歩ける方でも、身体が固くて足の爪が自分で切れない方もいます。

身体のリハビリ

身体の状態に合わせてリハビリをしています。歩ける方も、ベッドで過ごされている方もしています。

ベッドからの起き上がり、床からの立ち上がり方や、浴槽のまたぎ方、寝返りの仕方など、日常の生活動作に着目したリハビリをしています。

理学療法士さんにどんな方法が良いか相談し、アドバイスをもらい、一緒に考えています。

福祉用具の確認

杖やシルバーカー、車いすを使用されている方もいます。使用して不具合はないか、その方に合っているか確認します。

自宅に手すりを設置される方もいます。手すりの使用感や、位置は適切か確認します。

福祉用具を追加した方が良い場合はケアマネジャーへ相談します。

医療機器の点検

在宅酸素、人工呼吸器が正常に作動しているか確認します。

人工呼吸器は設定や回路の点検、アラームの履歴や呼吸リズムを確認します。病院だとダブルチェックでしていたのですが、1人でチェックします!怖いです…。これこそ、呼吸器の理解はもちろん、病院での「目指し(めさし)、指指し(ゆびさし)、声だし(こえだし)」確認します!

困っていることはないか聞く

本人や家族の悩みを聞きます。

自宅で病気を抱えながら過ごされている方々は、「これって大丈夫かな」「もっと良い方法ないかな」と日々考えています。悩みが解決できるよう、一緒に考えアドバイスしています。

訪問看護の業務 多職種と連携する

看護師は毎週定期的に訪問しています。

医療機関の受診よりも利用者さんに会う機会は多いです。利用者さんの変化に気づきやすいです。変化は家族、主治医、ケアマネジャー、に伝え情報共有します。

多職種、家族とのほうれんそうにに詳細をかいています!

訪問看護 管理はできないけど、いのちの責任はある

訪問看護は在宅で過ごす利用者さんのいのちを支えています。

医療者の管理のもとに生活するのではなく「その人らしく過ごすこと」ができる場、優先される場です。

「管理はできないけど、いのちの責任はある」

一人ひとり生活スタイル、病状、心身の状態も全然違います。

日々訪問をしながら、楽しさも感じ、難しさも感じています。

その人がその人らしく過ごすことができる在宅が好きです!

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ABOUT ME
はるか
訪問看護パートで週3日+副業で生活しているナース。 看護学生卒業後は三次救急の病院に就職。 フルタイムで働き心身共に疲弊する生活に疑問を抱きながら 「家族のために、患者さんのために、職場のために」 と思い日々頑張っていました。 「幸せってなんだろう。自分のために生きたい。」 と思い、働き方をガラッと変え副業を始めました。 私は今、生活にも時間にもゆとりがあり、毎日幸せを実感しながら日々過ごしています。 詳しいプロフィールはカテゴリーの自己紹介からどうぞ☆

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