とうとう初めてのオンコール当番の日がやってきました!
オンコールとは…
24時間365日緊急の連絡や相談、緊急時の訪問に対応することです。緊急訪問が必要な場合は、訪問に行けるように待機しています。オンコールはステーションすべての利用者さんに対応ではなく、別に契約が必要です。
訪問看護のオンコールとはの記事にオンコールについて詳細お話ししています。
Contents
オンコール当番の日までにやったこと
オンコールの契約をしている利用者さんの訪問同行
まずは利用者さんを知ることが大切です。普段訪問していない利用者さんがオンコール対応をしている場合は、看護師の訪問に一緒に行きます。(訪問同行といいます。)
ありそうなオンコールを予想する
病気、身体の状態、本人の言動、家族の様子から、オンコールを予想します。
受診している医療機関を確認する
総合病院、近隣のかかりつけ医、訪問診療、利用者さんによって受診している病院はさまざま。緊急時に対応できるかどうか確認が必要です。
総合病院
土日、夜間の対応ができるところが多いです。
クリニック
営業時間外は休診しているところが多いです。営業時間内であれば連絡がつながりますが、営業時間外だとつながりません。
近隣の夜間・休日対応できる病院を確認しておきます。
訪問診療
訪問診療とは定期的に医師が利用者さんの家に診察に訪問するものです。緊急時の対応もしてるところが多いです。
こちらにオンコールがあり、医師に報告をしないといけない内容の場合は、訪問診療のオンコールに状況報告、場合によっては臨時訪問を依頼します。
救急搬送となったら…
オンコールの内容によってはすぐに緊急搬送が必要な場合があります。
「119(いちいちきゅう)に電話をしてください」と家族に伝えましょう。
オンコール対応の利用者さんリスト
勤務している訪問看護ステーションでは、オンコール対応している利用者さんがすぐに分かるリストを作成しています。
<リストに書いてあること>
名前、住所、疾患、家族、起こりそうなリスク、医療機関、緊急時の対応方法
住所がgoogleMAPで正確に表示されない場合もあります。その場合は別途、地図を印刷し自宅場所を記載しておきます。
電話対応か、緊急訪問か、救急搬送か
オンコールがなったときは、電話対応で良いか、訪問が必要か、救急搬送か、利用者さんや家族の話をきいて対応しないといけません。
上でもお話しした「オンコール当日までの準備」をしておくことで、判断できるようになります。
オンコール当日
そして、オンコール当日!!
オンコール用の携帯を自宅に持ち帰り、ドキドキ。
いつなるか分からないから、音量はMAXにして目につくようにリビングのテーブルの置きました。
時々携帯を確認し、履歴もないか確認。
お風呂の時はどうする!音で気づけるかなと思いオンコールは脱衣所で待機。
寝室も一緒に。そして就寝。
朝になりました。オンコールを確認!履歴もなし。
そして出勤!
結局なりませんでした。
こうしてオンコール当番初日は無事(?)終わりました。
管理者に支えてもらいました
オンコールって不安でした。
管理者に不安を伝えると
「不安だよね、オンコール契約してる人を何回も同行しよう。当番の日は私も電話繋がるようにしとくから。」
と言ってもらえ、何回も同行し、一緒に準備して…。
そしてオンコール当番の初日
「何かあったら個人携帯に連絡してね~!」
と言ってくれました。
管理者のおかげでオンコール当番を乗り越えられましたー!感謝です!
これからもオンコール当番はあるんですけど、前のような「わけ分からない不安」はありません。
ステーションによってはオンコール当番の取り合いも
オンコール手当がほしく「当番をやりたい!」という看護師が多くいるステーションもあるそうです。
ちなみにオンコール手当の平均
平日:1,000~1,500円 土日:2,000円になります。
緊急訪問の手当
「1回につき○○円」のステーションが多いです。」
読んでいただきありがとうございました。
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私は労働だけではない収入を得られるようになったことで、マイペースに看護師ができ、楽に生きられるようになりました。
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