看護師は不足していると言われ、募集している医療機関は多いです。
転職サイト(エージェント)などで自分の希望にマッチした医療機関を見つけることもあるでしょう。
「看護師は不足しているから」「募集してるんだから採用される」と思っているあなた、とても危険です!
面接で落ちる看護師はいます。
あなたが転職サイトで「ここで働きたい」と希望すると、転職サイトから医療機関へ「こんな看護師が働きたいと希望している」とあなたについて情報共有をするでしょう。
共有された後に医療機関から「面接をしましょう」と決定され、エージェントからあなたに連絡がきます。
面接後は約8割は採用されると言われていますが…。
残りの2割は、事前情報では医療機関からは良いと思われていたにも関わらず、面接で落ちています。
ショックですよね。
「働きたい」と思った医療機関で面接して落ちないように、落ちる理由と対策を紹介します。
Contents
看護師が転職の面接で落ちる理由は何?
転職の面接で落ちるって聞いてショックだと思います。
なぜ転職の面接で落ちるのか。その理由はいくつかあります。
- 一般常識がない
- 自己アピール、希望が多すぎる
- コミュニケーションが取りづらい
- 今の職場をいつ退職するか分からない
紹介するお話を聞くと、意外と心当たりがあるかもしれません。
看護師が面接で落ちる理由 一般常識がない
看護師が面接で落ちる理由として一般常識がないことがあります。
一般常識がないってざっくりしていますよね。
看護師の転職での面接で一般常識がないとは「服装が適していない」「清潔感がない」「挨拶をしない」「態度が悪い」「書類が不十分」があります。
「まさかそんなわけないでしょ~」と思うかもしれないですが、実例のお話も一緒に紹介します。
一般常識がない➀ 服装が適していない 清潔感がない
面接のときはスーツが無難です。
しかし看護師はスーツで働くわけではないので、必ずしもスーツで面接をしなさいという決まりはありません。
スーツを持っていない場合は紺やグレーの地味な色の洋服を着ましょう。
帽子はかぶらないように。派手な色の服はやめましょう。ジーパンはだめです。
看護師は衛生面や清潔管理も求められるので、髪の毛がボサボサ、衣類に汚れがあるなどはマイナスのイメージになります。
派手な化粧やアクセサリーも控えましょう。
一般常識がない➁ 挨拶をしない、態度が悪い
看護師は人を相手にする仕事です。
挨拶をしない、態度が悪いと面接官は「この人、患者さんに対してもこんな感じなんじゃ…一緒に働いてもスタッフに悪い影響を与えそう…」と思います。マイナスのイメージですね。
採用する側は患者さんへの対応が悪そうな看護師、スタッフ間の輪を乱すような看護師は採用しません。
一般常識がない➂ 書類が不十分
書類は事前準備になります。医療機関によりますが、履歴書、職務経歴書、看護師免許証が必要なことも。
書類は正しく記載できているか確認しましょう。
書類を忘れた、記載に不備があったということはマイナスのイメージをもたれます。
自己アピール、希望が多い
エージェントを使用すると求人票に条件が記載されていますが、あなたの知りたいすべての条件が書いてないことも。
自分の知りたいことをたくさん質問する看護師もいます。
「給料はいくらですか」「ボーナスはありますか」「休みはとれますか」「残業はありますか」などなど…。
面接官は「条件ばかり希望して、うちの医療機関で働かなくても良いんじゃないか」と思います。
また、喋りすぎにも注意しましょう。
面接官の話をさえぎって自分のアピールをする看護師がいます。「話が聞けない看護師」という印象はよくありません。
面接官は「面接で緊張しているからいつも通りに話せない」ことは分かっています。むしろその方が好印象なことも。
コミュニケーションが取りづらい
面接官は「面接で緊張しているからいつも通りに話せない」ことは分かっています。
ですがあまりにもコミュニケーションが取れないと「大丈夫かな?」と心配されます。
今の職場をいつ退職する分からない
面接官は「いつから働けるのか」気になります。あなたが就職したときの人員の配置を考えなければなりません。
今の職場に退職したいと伝えていないのに「〇月から働けます」と勝手に言うのは無責任だと思われます。
面接官は「ここで働いても同じように退職するんじゃないか」と不信感を抱きます。
面接に対応した転職先は今の職場をいつ退職できるか分からない、いつからここで働けるか目途がたたない看護師の採用はしません。
看護師が転職の面接で落ちないポイント
ここまで看護師が転職で落ちる理由をお話しました。
では転職で落ちないためにはどうしたら良いのでしょうか。
- 一般常識を身に着ける
- 相手の話を聞く、希望を伝えすぎない
- 転職の面接で何を聞かれるか情報収集、練習する
- いつから働けるか具体的な目安を伝える
一般常識を身に着ける
服装、清潔感、挨拶、態度に気をつけましょう!書類も忘れないように注意が必要です。
- 服装はスーツか紺やグレーの地味な色の洋服
- 髪の毛をとく、長い場合はひとつにまとめる
- 血色の良い化粧をする
- 挨拶をする
- 笑顔でいる
- 書類を忘れない
相手の話を聞く、希望を伝えすぎない
自分の希望を伝えることよりも、まずは相手の話を聞きましょう。聞く姿勢はとても大切です。
働く条件ばかりに目を向けず、「なぜここで働きたいのか」希望した医療機関で働きたい気持ちを伝えましょう。
転職の面接で何を聞かれるか情報収集、練習する
面接で緊張することや不慣れなのは当たり前です。看護師の転職での面接で聞かれる内容はおおまかに決まっています。
- 入職(入社)希望理由
- 職歴
- 退職(退社)理由
- 看護観
- インシデント経験
- 家族構成
事前にこたえ方を練習することで、面接で質問されたときに言葉がでやすくなります。
こちらの記事では実際に私が訪問看護とデイサービスでの面接で聞かれたことをまとめています。
いつから働けるか具体的な目安を伝える
今の職場で退職について話し合っていれば、「〇月に退職する予定です、〇月から働きたいと考えています」と伝えましょう。
もし今の職場で退職希望をしていなくても、正直に「伝えていません」と言わなくて良いです。
今の職場で退職希望を伝えていない場合、退職を伝えてからいつ頃に辞められるか情報収集しておきましょう。面接のときに大まかな目安を伝えられます。
看護師が転職の面接で落ちることがないように
看護師が転職の面接で落ちるのは約2割です。
この記事では転職の面接で落ちる理由と対策について説明しました。
あなたが「働きたい」と思う職場で働くために、面接の対策はしておきましょう。
この記事を読んで、あなたの転職時の面接の参考になれば嬉しいです。
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