訪問看護で勤務

介護保険の特定疾病の覚え方!パセリのこしたがき外へ!看護師が紹介

よくCMで特定疾病という言葉を聞くと思います。

特性疾病とは保険で特殊な扱いをうける病気。

公的保険や民間保険で特定疾病の内容が異なります。

その中で介護保険における特定疾病は分かりづらくて覚えづらい!

医療職の方、特に在宅系のサービスに携わっている方は覚えてたら便利ですよね。

私は訪問看護師をしていますが、特定疾病の方で公費を申請しておらず、十分なサービスを受けることができない方がいました。

その方の公費の申請をサポートし、十分なサービスを受けられるようになりました。

看護学生さんは国家試験のために介護保険の特定疾病の暗記の勉強もしていると思います。

また、国民のみなさんが40歳から支払っている介護保険料。

もしかして…いつか使うかも?の介護サービスを知っておくと良いかもしれません。

介護保険の特定疾病の語呂合わせと特定疾病って何をか紹介します!

介護保険 特性疾病の覚え方 語呂合わせ

介護保険の特定疾病の覚え方は、私が国試で覚えた語呂合わせ
「パセリのこしたガキそとへ」です!

  • パ パーキンソン病関連疾患
  • セ 脊髄小脳変性症、脊柱管狭窄症
  • リ 関節リウマチ
  • の 脳血管疾患
  • こ 後縦靭帯硬化症、骨折を伴う骨粗しょう症
  • し 初老期における認知症
  • た 多系統萎縮症
  • ガ がん末期
  • キ 筋萎縮性側索硬化症
  • そ 早老症
  • と 糖尿病性神経障害、腎症、網膜症
  • へ 閉そく性肺疾患、閉そく性動脈疾患、両側の変形性質関節症(股関節・膝関節)

介護保険の特定疾病ってそもそも何?

介護保険の特定疾病、語呂合わせでの覚え方分かったけど、そもそもどういう意味?と思っているかもしれません。

介護保険は病気の方が家で過ごせるように、地域で支えるサービスを使用するときに使う国の保険制度。

地域で支えるサービスは、訪問看護や訪問リハビリ、デイサービス、ヘルパーなどがあります。

介護保険の特定疾病の定義

心身の病的加齢現象と医学的な関係があると考えられる疾病、そして加齢と共に生じる心身の変化が原因で、要介護状態を引き起こすような心身の障害をもたらすと認められる疾病

「加齢と関係があって、要介護状態の原因となるような病気」です。怪我といった外からの刺激による外傷は含まれません。

40歳になったらみなさん介護保険料を支払わなければなりません。

すでに支払っている方もいると思います。

介護保険サービスを受けられるのは基本的には要介護・要支援の認定をうけた65歳以上の方。

特定疾病の方だと40~64歳の間でも、特定疾病が原因で要介護状態となったときに介護保険サービスが使用できます。

語呂合わせで覚えた「パセリのこしたがきどこへ」の疾病になります。

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介護保険の特定疾病とは 語呂合わせの覚え方から紹介

簡単に介護保険の特定疾病16つ(パセリのこしたがきどこへ)を紹介します。

パ パーキンソン病関連疾患

パーキンソン病、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性病は、脳内の神経細胞が減ることによって進行する「パーキンソン病関連疾患」と呼ばれます。症状が進行すると、日常の動作が次第に緩慢になるのが特徴。

パーキンソン病
動いていない時に身体が震える(安静時振戦)、前傾姿勢で小刻みな歩行

進行性核上性麻痺
眼の動きが異常になる、姿勢が不安定になる、後ろへ倒れやすくなる

大脳皮質基低性変性症
パーキンソン病の症状に加えて、手が思うように使えない、動作がぎこちないことが同時におこる

セ 脊髄小脳変性症、脊柱管狭窄症

脊髄小脳変性症とは身体の動きをつかさどる小脳に異変をきたす疾患。身体の動きの障害が起きることが多くあります。
身体を動かせなくなる以外にも様々な症状がでることもあります。

脊柱管狭窄症とは脊柱管という脊椎(首、胸、腰の中心)の中にある空間が狭くなり、中を通る神経が圧迫され、しびれや痛み、身体の動かしづらさといった症状が現れます。

リ 関節リウマチ

関節リウマチとは、関節が炎症を起こし、軟骨や骨が壊れて関節が変形する疾患。

腫れや激しい痛みを生じます。他の関節系の病気と異なるのは関節を動かさなくても痛みが生じることも。

手足の関節で起こりやすく、左右の関節で同時に症状が生じやすいことも特徴です。

の 脳血管疾患

脳梗塞や脳出血といった、脳の血管の異常で症状が起きる疾患。

介護保険の適用は「加齢にもとづいた疾患であること」です。
外傷で脳出血・くも膜下出血が起こったケースでは特定疾病とはみなされません!

こ 後縦靭帯硬化症、骨折を伴う骨粗しょう症

後縦靭帯硬化症とは、脊椎をつなぐ後縦靱帯が骨化する疾患。

神経が圧迫されるため、四肢のしびれや運動障害・知覚障害が引き起こされます。

骨粗しょう症とは、骨に小さな穴が大量に発生して骨がもろくなること。

骨粗しょう症が原因で骨折した場合に適応となります。

し 初老期における認知症

初老期における認知症とは記憶障害があり、プラスで以下の症状が当てはまり、せん妄でないことを言います。

  1. 失語(言語の障害)
  2. 失行(運動機能が損なわれていないにもかかわらず動作を遂行する能力の障害)
  3. 失認(感覚機能が損なわれていないにもかかわらず、対象を認識又は同定できないこと)
  4. 実行機能(計画を立てる、組織化する、順序立てる、抽象化する)の障害

せん妄とは、認知症ではなく意識の障害。時間や場所がわからくなる、睡眠リズムが崩れる、まとまりのない言動を繰り返す、注意力や思考力が低下する、などの症状がみられる状態です。

た 多系統萎縮症

多系統萎縮症は、線条体黒質変性症、オリーブ橋小脳萎縮症、シャイ・ドレーガー症候群の3つの分類があります。

線条体黒質変性症
表情が乏しくなる、筋肉がこわばる、動作が緩慢になる、などの症状が特徴。50歳以降の発症が多い。

オリーブ橋小脳萎縮症
起立時・歩行時におけるふらつき、ろれつが回らない、手先を正確に動かせない、といったことが典型的な症状。日本人で最も多く、40歳以降の発症が多い。

シャイ・ドレーガー症候群
立ちくらみ、尿失禁といった自律神経の障害症状がみられるのが特徴。50歳以降の発症が多い。

ガ がん末期

末期のがんとは致死性を持ち、治癒困難な状態。

致死性とは、がん細胞が無制限に増殖して、発症した臓器から近隣の臓器やリンパ節などにも転移しており、治療をしないと死に至ること。余命が6ヵ月程度と診断される場合とされています。

抗がん剤による治療が行われている場合でも、症状緩和や直接治癒を目的としていない治療の場合は、「治癒困難」な状態とされ、特定疾病の対象になります。

キ 筋萎縮性側索硬化症

筋委縮性側索硬化症は、成人の発症で進行性があることに加えて、以下の症状があると特定疾病と診断されます。

体の部位を、脳神経領域、頸部・上肢領域、体幹領域、腰部・下肢領域の4つに分けたとき、ひとつ以上の領域に「上位運動ニューロン兆候」、2つ以上の領域に「下位運動ニューロン症候」と呼ばれる症状がみられる場合。

そ 早老症

早老症は、老化の兆候が実年齢よりも早く、全身に生じる疾患の総称。

約10の疾患があり、特にウェルナー症候群は全世界における発症者の6割が日本人で、日本人に多い早老症として知られています。

症状は白髪、禿頭、脱毛、音声の異常、四股・皮膚の萎縮、アキレス腱などの軟部組織の石灰化などがあります。

と 糖尿病性神経障害、腎症、網膜症

糖尿病性神経障害、腎症、網膜症は糖尿病が進行することでもたらされる合併症になります。

抗がん剤による治療が行われている場合でも、症状緩和や直接治癒を目的としていない治療の場合は、「治癒困難」な状態とされ、特定疾病の対象になります。

へ 閉そく性肺疾患、閉そく性動脈疾患、両側の変形性質関節症(股関節・膝関節)

慢性閉塞性肺疾患
慢性気管支炎・肺気腫・気管支喘息・びまん性汎細(はんさい)気管支炎により、気流閉塞が起こっている場合に、特定疾病となります。

閉塞性動脈硬化症
腹部大動脈末梢側、四肢の主幹動脈、下肢の中等度の動脈などに閉塞があると特定疾病になります。
また、歩行中に足のしびれや痛みがある場合や、安静時にも痛みを覚える場合、潰瘍や壊死がある場合は適用となります。

両側の変形性質関節症(股関節・膝関節)
膝の関節か股関節が変形し、痛みや機能低下がある場合は特定疾病になります。

介護保険の特定疾病 覚えておくと業務・国試で活用!

医療職の方は介護保険の特定疾病16つの名称を覚えておくだけでも、サポートすることができます。

国家試験合格のために勉強に励んでいる看護学生さん。

暗記することがたくさんあると思いますが、今回のような語呂合わせで効率の良い覚え方をしていきましょう!

応援しています

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ABOUT ME
はるか
訪問看護パートで週3日+副業で生活しているナース。 看護学生卒業後は三次救急の病院に就職。 フルタイムで働き心身共に疲弊する生活に疑問を抱きながら 「家族のために、患者さんのために、職場のために」 と思い日々頑張っていました。 「幸せってなんだろう。自分のために生きたい。」 と思い、働き方をガラッと変え副業を始めました。 私は今、生活にも時間にもゆとりがあり、毎日幸せを実感しながら日々過ごしています。 詳しいプロフィールはカテゴリーの自己紹介からどうぞ☆

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