自己紹介

つらすぎて泣いた新人看護師時代

4月。いよいよ病棟での勤務。

病院のすぐ隣に職員用の寮があり、家賃も安く通勤時間もかからないので入りました。

血液内科への希望が通り、同期は6人でした。

病棟で勤務

それはそれはつらい新人時代でした。

業務が大変なのはもちろんですが、何よりもつらいのは人間関係。

優しい先輩看護師もいますが、こわい先輩看護師もいます。

前日の夕方に明日担当の部屋割りがホワイトボードに貼られるのですが、一番気になったのは指導してくれる看護師は誰か。

苦手な先輩看護師だと「憂うつだなあ…」と思いながら眠り、朝を迎えていました。

勤務開始時間とともに「おはようございます。情報収集とスケジュールの確認お願いします。」と声をかけるのですが、「何か用?」「今話しかけるの?」という感じの嫌そうな顔。

新人看護師は自主性が大事なので積極的に声をかけないといけないと言われたのですが、声をかけるのも嫌になる。

そして勤務時間終了後に先輩の指導があるので、帰る時間は遅くなる。

もっと話しかけやすい雰囲気を作れば良いのに、指導は端的に的確にすれば良いのに。とモヤモヤしていました。

指導されて一番泣いたことは今でも忘れられないのですが、苦手な先輩看護師が私の指導担当の日。電子カルテの入力でした。

血糖測定をしたら料金をとるために血糖測定の処置項目をクリックするのですが、加えてインスリン注射をした場合はインスリン注射の料金もとらないといけませんでした。

昼食前、担当していた患者さんに血糖測定とインスリン注射をし、先輩看護師に「コストとるからカルテはクリックせずにそのままにしておいて」とさらっと言われました。

夕方、カルテ入力をしていた際に血糖測定の処置項目にうっかりクリックをしてしまいました。

勤務時間が終わり、先輩看護師の指導が始まりました。

「インスリンのコストなんだけど…」と先輩看護師が言葉を発した時に(あっ!クリックしちゃったんだ!!)と気づきました。

先輩看護師がカルテを見て気づき「え?クリックしないでって言ったよね??なんでクリックしたの?」

私は(カルテに入力したときにクリックしないでと言われたことを忘れてた…いつもの習慣でクリックしたなんて言ったらどんな反応されるんだろう、この人こわいし…)と思い何も言えませんでした。

「ねぇ何で?」

「何でクリックしたの?」

「何でクリックしたんですかぁ~?」

「私クリックしたって言ったよね??」

と言い方を変えて何十回も聞いてくる先輩がこわくて何も言えませんでした。

こわくてどうしたら良いのか分からず、取り返しのつかないことしたんだと思い涙が溢れました。涙でマスクがびちょびちょ。

すると先輩の攻撃は止まり「まあ、クリックしてもコストとる方法はあるんだけど」と言いながら、その方法を教えてくれました。

心の中で(え…あるんだ…)と思いました。

そして指導は終了。

つらくてお母さんに電話

指導でこわかったのと、どうしたら良いのか分からないのと、悔しい気持ちで整理がつかず、お母さんに電話をしました。

お母さんの「もしもし?」を聞いた時には涙がどっと溢れました。

「…仕事……つらい…」と泣きながら言うのがやっとでした。

急な電話できっと驚いたと思います。

「看護師さんの仕事はつらいよな」とお母さんは言いました。

ただ、それだけで安心しました。

同期がいたから続けられた

新人の時は何か指導をうけたらすぐにメモ。メモ帳を肌身離さず持っていました。

同期のメモ帳の表紙に「あのえがおがムカツクーーーー」と殴り書きがしてありました。

もしかして…と思い「これって○○さん(苦手な先輩看護師)のこと?」と聞いたら「あーバレちゃったぁ?」と悪気なく笑顔。

私も思わず笑っちゃいました。

私が前にその先輩の指導で号泣したことエピソードを話すと、「分かるー!意地悪なんだよね、指導のやり方が」と同期のエピソードも聞きました。

先輩にそう思っていたのは自分だけじゃないんだ。気が楽になりました。

同期とよく集まって、先輩看護師や医者、患者さんのことをよく話しました。

同じ悩みを持っていたり、新たな発見があったり。

同期がいなかったら、1人だったら、続けることができなかったと思います。

初めての夜勤

6月の末から夜勤が始まりました。

勤務している病棟は2交代制。

日勤は8時半~17時15分。

夜勤は16時半~9時15分。

これはあくまで定時の時間で、前残業も後残業もしていました。

もちろんお金が支払われない残業、いわゆるサービス残業です。

サービス残業が当たり前の空気だったので、おかしいこととは思っていませんでした。

初めての夜勤、多くの患者さんを看るし情報収集のために早く病棟に行かなきゃ!と思い、15時前に病棟に着きました。

結果ズタボロ。

バイタルサイン測定、ご飯・内服した薬の確認、点滴、トイレの付き添い、おむつ交換と体位交換、吸引、口腔ケア。

日勤よりも格段に多い患者数で業務が多すぎ。キャパオーバー。そしてインシデント多発。

夜勤中はぐっと涙をこらえましたが、寮に戻るとプツンと緊張の糸が切れ、涙がどっとあふれてきました。

なんでこんなことしなきゃいけないんだろう。

なんで自分はできないんだろう。

でも夜勤をやりたくないなんて言えない。

日勤だけじゃなく夜勤もできるようにならないと看護師じゃない。

今までおかしいと思ったことでも上の人には意見を言ったことはなく、我慢をしてきました。

「自分が嫌と思っても言われたことは自分の課題、自分がやること」

それが当たり前だと思っていたので、どんなに苦しくても乗り越えないといけないと思っていました。

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はるか
訪問看護パートで週3日+副業で生活しているナース。 看護学生卒業後は三次救急の病院に就職。 フルタイムで働き心身共に疲弊する生活に疑問を抱きながら 「家族のために、患者さんのために、職場のために」 と思い日々頑張っていました。 「幸せってなんだろう。自分のために生きたい。」 と思い、働き方をガラッと変え副業を始めました。 私は今、生活にも時間にもゆとりがあり、毎日幸せを実感しながら日々過ごしています。 詳しいプロフィールはカテゴリーの自己紹介からどうぞ☆

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